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2007-11-10(Sat)

交渉人 真下正義

アメリカでFBIの研修を受け、警視庁初の交渉人となった真下正義警視。2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した“台場連続殺人事件”。真下警視は報道陣を前に事件の経緯を説明していた――。あれから1年。2004年12月24日、雪乃とのデートを約束していた警視庁交渉課準備室課長の真下に、室井管理官から緊急の呼び出しがかかる。地下鉄の最新鋭実験車両1両が何者かに乗っ取られ、複雑に張り巡らされた東京の地下鉄網を暴走、乗降客200万人の命に危険が及んでいた。そして犯人は、交渉の窓口に、真下を指名したのだった…。 関連商品 (2001年 / 日本 )
「交渉人 真下正義」いろいろな意味で実に「踊る」らしい作品
「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフとして、いろいろな意味で実に「らしい」作品に仕上がっている。そのことに、まずは感心した。  真下という男は、シリーズの主役である青島とは対照的なキャラクターだ。決して熱くならず、主張しすぎず、つかみどころがない。こいつが交渉人? 主役としての牽引力を発揮できるのか? 答えはイエス。この特徴こそが、そのまま彼の長所と思えてくるのだ。どんなピンチに陥ろうと、周りから誤解され、責められようと、決して激することなく淡々と仕事を進める真下。おお、かっこいいじゃないか!  映画の肝は、ここにある。つまり、いままでバカにされてきた真下がその真価を発揮し、プロとして周囲に認められていく。観客も(そしてユースケも)同じ道筋をたどれるところが面白いし、男と男が仕事を通して「思い」をひとつにしていくプロットこそ、「踊る」の醍醐味なのだ。彼を認めることになるふたりのプロ、國村隼と寺島進もやたらいい! このキャラの立て方、緊張感と笑いのバランスにもまた、ファンの望む「踊る」らしさがある。  ただし、「交渉人」としての仕事ぶりが鮮やかに決まっているとは言えず。事件や犯人像、謎解きの過程はやや中途半端。思えば映画版の「2」もまったく同じ印象だったっけ。ま、欠点まで「踊る」らしいってことで。



交渉人 真下正義

製作年度: 2005年 (時間: 128分)
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監督: 本広克行
製作: 亀山千広
脚本: 十川誠志
原作:
撮影: 佐光朗
音楽: 松本晃彦
出演: ユースケ・サンタマリア、寺島進、小泉孝太郎、松重豊、甲本雅裕
遠山俊也、柳葉敏郎、水野美紀、八千草薫、西村雅彦、石井正則
金田龍之介、國村隼、小泉孝太郎、高杉亘

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